タイひとり旅6:神秘的な天井画が話題のワットパクナムへ
朝ごはんを食べたあとは、観光にお出かけです!
ホステルのカフェスタッフたちが「もう出かけるの?マタネ~(日本語)」とにこやかにお見送りしてくれました。かわいいやさしい。
ワットパクナム寺院へ
まず向かったのはワットパクナム寺院!
大仏塔内にあるドーム型の天井に描かれた絵が美しく、いわゆる「インスタ映え」すると、最近日本人観光客がこぞって訪れている寺院です。
ワットパクナムはバンコク市内中心部から南西方向にあります。
ほかの観光地とのアクセスがいいわけではないので、「ついでに行く」場所というよりは「わざわざ行く」場所という感じ。
ワットパクナムまでのアクセス
路線バスで近くまで行くことも可能なようですが、ちょっとローカル度が高めなので、BTSで最寄駅まで行ってから徒歩(20分) or タクシー・バイタク(10分)で向かうのがおすすめ。
最寄り駅はBTSシーロム線のタラートプルー(Talat Phulu)かウタカート(Wutthakat)。※路線図左下
トンロー駅~ウタカート駅までのアクセス
ホステルの最寄り駅(徒歩10秒)であるトンロー駅から向かいます!
トンロー駅からはBTSスクンビット線でサイアム駅まで11分。
そこからBTSシーロム線に乗り換えて、ウタカート駅まで20分ほどです。
駅の改札手前でラビットカードを購入して、電車に乗り込みます。
なんとなく回数券を買ったけど使いきれなかったので最終的に人にあげました。普通のチャージ式でよさそうです。
余談ですが駅の階段を上っていたらドスン!という音がして、何かと思ったら屋根にいた猫ちゃんに魚を投げ与えている人がいました。
や、やさしい。でもなんてカジュアルな餌付け・・びっくりした。
バンコクの朝の電車事情
驚いたのは、バンコクの通勤ラッシュもなかなか強烈なこと!
ただ日本とちがうのは、車内の中心部にスペースがあっても詰めて乗らないこと、多くの人が無理やり乗り込まずに次を待つこと。
山手線ばりにすぐ次発の電車が来るとはいえ、朝から心にゆとりがあってすごいい・・・。
ただぎゅうぎゅう詰めの満員電車に慣れている日本人からすると、乗り込む余裕がある電車を見逃すのはちょっともどかしい。
こういうとき、前の人が乗るのを諦めたら順番を抜いて乗り込んでもいいんだそうです。誰も気にしないらしい。
ウタカート駅からワットパクナムまで
さて、ウタカート駅に到着にしました!
満員電車での移動でしたが、オフィス街であるチョンノンシー駅でほとんどの人が降りたので、そこからは座れました。
ちなみにタラートプルー駅のほうが手前にあるのにわざわざウタカート駅まで行ったのは、めちゃくちゃお手洗いに行きたくなってしまったから。
ウタカート駅そばにあるツインコンドミニアムで綺麗なトイレを借りられた、とつづっていたブログがあったので真似しました。助かった・・・。
バンコクは街中にあんまりトイレがないですが、わりとホテル・コンドミニアムで貸してもらえます。きれいなところが多いのでおすすめ。
駅前にはたくさんのタクシー・バイクタクシーが待ち構えていましたが、私は歩いて向かいました!
行く途中もいろいろ見れて楽しいので、元気なら徒歩をオススメします~。
道中に何匹かのわんこに遭遇したのでちょっとビビりましたが、追いかけたりはしてこないので大丈夫でした。死ぬほど苦手ならタクシーのほうがいいかも。
ワットパクナムまでの詳しいルート
駅の2番出口を出て、上の写真の左端に写っている高架下の道をくぐります。
車道を横切り、コンビニを左手に見ながらローカル感あふれる道を進みます。
地元のお客さんを乗せたバイクタクシーが何台も横を通り過ぎていく・・・。
少し進むと白い寺院に突き当たるので、その左手にある小道を進み、角を右へ。
そこから道なりに進むと、小さな寺院?が増えてちょっと賑やかなエリアに出ます。
途中にはこんなかわいらしい市場もあったり。
50mほどで短めですが、軽食の屋台があったり、駄菓子屋さんのようなお店があってたのしい。商売っ気は薄い感じで、地元の人向けなのかな?
ここを抜けたら左、道路にぶつかったらを右に曲がり、道なりに小さな坂を上がります。
もうひとつ市場を通ります。さっきよりさらにこざっぱりしてる感じ。
これを抜けると左手にワットパクナムの入り口が!
これが入口だと気づかなくてしばらく迷子になりました・・(TT)
ワットパクナムの仏塔に到着
入口から少し歩いてアーケードの道を通ると、本堂と仏塔に進む分岐点に突き当たります。
私は時間がなくて仏塔のみ寄りたかったので、ここを右手へ。
公衆トイレ(わりときれいらしい)のさらに先に、高さ約80mの真っ白な仏塔が現れます!結構大きい!
2012年に建設された仏舎利泰安塔(仏塔)。
内部へは、外付けの階段の下にある下駄箱に靴を置いて入ります。
5階建てで、1~4階は仏像や資料などの展示フロアになっていました。
朝10時前なので人は少なめ。スタッフさんが掃除機をかける音ばかりが響いていました。
天井画
近年この場所が人気を博している理由は、なんといっても最上階のこの光景!もちろん無加工です。
フロアの中心部にある緑に光るガラスの塔と、それを囲うようにドーム型の天井に描かれた天井画。
この天井画はブッタの生涯が描かれているんだそう。
冷たい床に座って見上げる形で眺めるんですが、小さなプラネタリウムに入ったような感じ。
星空かのような神秘的な色合いが美しくて、ずーっと見ていられる・・!
下部には何十体もの鳳凰像がぐるりと囲って、ガラスの塔を守っています。
見れば見るほど、ためいきが出るくらい細やかな造り。
インスタ映え狂の日本人観光客
観光客の多くは日本人だったんですが、地元の人が熱心にお祈りしているすぐ横で、いくつかの若いグループが変なポーズを取りながら大騒ぎで写真撮影をしていてるのがかなり目立ちました。
ほかの場所は英語と中国語で表記された看板がほとんどなのに、「静かにしてください」というメッセージだけは日本語で看板が出されていたのが、ちょっと残念でした。
人の振り見て我が振り直せ。節度を持って行動しましょう・・。
おまけ
ワットパクナムの入り口に気づかず、偶然迷い込んだエリア。
市場の終わりを右手に曲がると、カラフルな家が立ち並んでいてかわいかったです。
井戸端会議してるおばちゃんたちに「なんでこんなとこにおんのや」という顔で見られたけど・・・。
ちょっと行きづらいですが、それでも一見の価値がある場所だと思います!
8時~18時まで空いているので、混雑回避のためにも早い時間から行くのがオススメです。入場料無料・休館日なしです!