ひとり旅

国内外へのひとり旅の記録と情報について。ただいま一時的に一部記事を非公開にしています。

タイひとり旅14:カオサン通りらしい夜の過ごし方

夜ごはんを食べたら、仲良くなった日本人大学生と別れてまたカオサン通りをふらふら。

暗くなり人が増えて「想像していた通りのカオサン通り」の様子になってきました。

暗くなってきたカオサン通り

 

夜のカオサン通り

左右に立ち並ぶ飲食店はオープンテラスのお店が多く、店内でかけられている様々な音楽が道の真ん中まで流れてきていて、通りの雰囲気を盛り上げています。

 

ちょっとした屋台や売り子さんもあちこちにいて、元気に商売しています。

小さな光るボールのようなものを空に向かって思い切り投げ続ける売り子さんや、串にささったサソリを勧めてくる売り子さんも。

 

見たら押し売られると思っていても、おもしろくてついつい見てしまう。

日本人と分かると「ヤスイヨ」「カワイイネ」「ムネガチイサイネ」などと知っている日本語をばんばん投げかけてきて、アジアの活気を感じます。(失礼な!)

 

マッサージ店へ

カオサン通りがほかの国の”賑やかな通り”とちがう雰囲気を生み出している理由の一つは、点在するオープンテラスのマッサージ店かもしれません。

通りにあるマッサージ店

 

値段

路上には、たくさんのスタッフが値段表の看板を持って客引きをしています。

どこのマッサージ店も大体おなじ看板を使っていた気がします。共通価格なのかな。

マッサージ店の値段表

 

適当に誘われるままにお店へ。さんざん歩いたあとなので、フットマッサージ30分150THBをチョイス。

 

店内

清潔感ある店内にはベッドがずらりと並べられていて、隣との距離はかなり狭めです。

みんなスマホをいじりながらリラックスして施術を受けています。

ずらっと施術者が並ぶ店内

 

いざマッサージ

オイルを塗ってしっかりマッサージしてくれます。感動レベルではないけど十分気持ちよくて、歩きつづけた疲労がずいぶん癒されました。

30分のフットマッサージが終わった後に、つい肩・首・頭のマッサージ30分180THBも追加でお願いしてしまいました。これまた気持ちよかった。

 

それと最高にうれしかったのは、ドリンクを飲みながらマッサージを受けられること!

メニューを渡されたときに大喜びしたら店員さんに笑われました。だってこんなオプションサービスをほかで受けたことがないだもの~!

こちらのTigerは140THB。筋肉がほぐれるからきっといい効果がある、はず!!

マッサージ中に飲むこともできる

 

計1時間のマッサージとドリンク付きで470THB(約1,600円)。極楽でした。

人の目に付きまくる場所で、カバンを抱きかかえながら受けられるので、盗難の心配などなく気軽にリラックスできるところもすごく良かったです。

 

新たな出会い

マッサージを終えて21時すぎ。通りの盛り上がりはさらに熱を帯びている様子。

ハグをする人、すれ違う人にハイタッチする人、踊る人。いろんな人が陽気に賑やかに楽しんでいます。 

店の中も外も境界が曖昧というか、カオサン通り全体が一つのステージのようで、なんとも不思議でおもしろくパワーがある場所です。

さらに人が増えるカオサン通り

 

そんな中、私はトイレの我慢がピークに達しそうで大焦り。

必死に探してみるもなかなか見つからず、どうしたもんかと思っていると、韓国人の男性2人が声を掛けてくれました。

 

日本の漫画好きの大学生(また歳下!)だという彼らと立ち話をして、おかしな人たちではなさそうだったのでいっしょに飲みに行くことに。

「どこに行きたい?」と聞かれて「きれいなトイレがありそうなお店」と即答。

 

一軒目

カオサン通りのちょうど真ん中あたりにあるCenter Khao Sernというお店に。

着いてすぐにトイレへ駆け込んだのは言うまでもなく。ちゃんと清潔だったので一安心。

 センターカオサン

そのあと三人で飲み物を注文。一応少し警戒して大瓶のビールをシェアすることにしてもらいました。

 

お店はスポーツバーのような雰囲気で、音楽が大音量でかかっています。大声を出して話さないと会話ができないくらい賑やか!

さらにカオサン通りに面したテラス側が死ぬほど蒸し暑くて汗だく。

楽しげな雰囲気のお店だったんですが、この日の気候には合わなかったので30分くらいで退店しました。

  

セクシーな格好をした店員さんがなぜか私をすごく気に入ってくれて、私のカメラでいっしょに写真を撮って!とせがまれたのが良い思い出。めちゃめちゃ小顔で綺麗な方でした。

(写真をよく見ると後ろの人が「laughing gas」を売っている・・)

店員さん

 

2軒目

せっかくなのでもう1軒ハシゴ。Buddy Beer Wine Bar and Grillへ。

わりと奥側に位置していて、白い大きな門のような入り口がかなり目立つお店です。

Buddy Beer 入り口

 

内側へ進むと中庭のような場所が広がっていて、ここで飲むことができます。

おしゃれな雰囲気で、賑やかながら声は通るし、蒸し暑くもなくとっても快適でした。

左手には完全室内で飲む場所もあり、トイレもきれいです。

Buddy Beer 店内

 

さらにここで3杯くらいぐびぐび。

相手の韓国人大学生たちはとにかくいい子。彼らは日本語を、私は韓国語を勉強中なので、お互いの国の言葉を教え合って24時近くまで楽しく過ごしました。

もう今ごろは兵役に入ってしまったんですが、終えたころにまたソウルで会えたらいいな。

 

帰りはタクシーで

25時くらいまでドンチャン騒ぎが続くカオサン通りですが、明日も朝から予定があるので日付が変わる前に帰宅することに。

 

カオサン通りは近くに交通機関が通っていないので、カオサン通りで飲みたいと思うなら夜のタクシー利用はほぼ避けられません。

タクシーで近くの駅まで行って電車を使うか、タクシーでそのまま目的地まで行くのが一般的です。

 ※近くの駅=BTSナショナルスタジアム(National Stadium)駅やMRTファランポーン(Hua Lamphong)駅など

 

大通りへ出るとタクシーがずらり。何人もの運転手が車の外に立ち、乗車前にお客さんと値段交渉をしています。

こういう"観光地ぼったくり価格"がまかり通る場所は避けて、流しのタクシーをつかまえるほうが無難ですが、韓国人大学生たちが値段交渉もしてくれるというので任せました。

 

ホステルのあるトンロー駅はカオサン通りから結構離れているので、タクシーで35分ほど。

この程度の長距離なら150THBくらいが相場かな、どれくらい乗せてくるかなと考えていたら、運転手さんが最初に提示した価格は500THBでした。うーん乗せたねえ。

交渉してじわじわ値が下がり、230THBになったところでこちらがOKを出しました。

乗車中にも何事もなく、無事にホステルへ帰ってこられました。よかったよかった。

 

不安な場合はGrabを使ったり、万が一に備えてタクシーの後部座席についているタクシー番号(黄色いプレート)を撮影するとよさそうです。Grabについてはいずれ別途まとめる予定!

 

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通りの雰囲気そのものも、その場所にいる人たちも、みんなみんなアグレッシブでオープンな印象のカオサン通り。

ひとりでふらつく予定が日韓二組の大学生に出会い、彼らのおかげでずいぶんと楽しい時間を過ごすことができました。

 

ただ、私は不用心ながらラッキーなだけで、本当はもっと警戒が必要なんだろうなとも思います。

なぜなら私の弟は大学生のころに世界一周をして、ここカオサン通りで仲良くなった欧米人に「外で飲みなおそう」と誘われ、買ってきてもらったお酒に薬が盛られていて、気付いた時には朝の路上で一人きり。財布とパスポートを盗まれたというトンデモナイ経験をしているから。

(弟は最近私のブログを見つけてしまったらしいです。見ているかい弟よ)

 

危険が潜んでいるのは確かでも、魅力的なカオサン通り。気になるならぜひ行ってみることをおすすめします。

おせっかいで、かつ説得力がないかもしれませんが、どうぞ自衛の意識を忘れずに楽しんでください!

2018年で計10回!国内外の旅行を振り返る

ついに大晦日ですね!

毎年同じことを言っている自覚はありますが、今年は本当に本当にあっという間に一年が終わってしまったように思います・・・!

 カレンダーアイコン

2018年旅行記録

さて、4年ほど前から旅行・ひとり旅の魅力にハマったばかりの旅初心者な私ですが、今年はこれまでの人生の中で一番いろいろなところへ行くことができました。

まだまだブログで更新できていない旅行もありますが・・・というかそのほうが多いですが・・・どんなところへ行ったのかを簡単に振り返ってみたいと思います(*^^*)

 

行った場所

海外出張含めた遠方は今年で10回。そのうち6回がひとり旅です。

日本を含めて6か国13都市に行くことができました。5泊以上の旅行を4回もできたのがラッキーでした。

日本国内

沖縄・箱根・京都・旧軽井沢

韓国

ソウル(2回)・釜山

フィリピン

セブ

アメリカ

北部(これは出張なのですが私にとっては記念すべき出来事なのでカウントさせてください・・・)

タイ

バンコク・アユタヤ・チェンマイ・ラン島

台湾

台北

 

それぞれのふりかえり

2月:沖縄ひとり旅(2泊3日)

※ブログ更新済み(一時的に非公開)

沖縄での写真

直前に「沖縄へ往復2.5万円で行ける!」という事実を知って、深夜のテンションで購入。寒いときにあたたかい地方行くのは最高です。

レンタカーもないなかで楽しめるか不安でしたが、初めて現地の1日ツアーに参加することで遠方の観光地も効率よくたのしむことができました。

初対面の人に深夜2時まで3軒分ごちそうになったり、人生ベスト3に入る飲み屋さんに出会えたりと、充実した旅行になりました!

 

4月:ソウルひとり旅(2泊3日)

※ブログ更新済み(一一時的に非公開)

ホンデの夜

春だからもう寒くないかな!と思って渡韓しましたがバッチリ寒かった。

韓国人の知り合いに会ってはじめて梨泰院での"Fire Friday"を楽しんだり、有名なスパを満喫しました!いつも通りお買い物欲も爆発させてきました。

 

 

5月:GWセブ島留学(5泊6日)

※ブログ更新済み(一時的に非公開)

セブ留学の通勤路

社会人でもド短期留学ってできるのかな?学校でおもしろい人に出会えたりするかな?と、向上心というより好奇心で行ってみたセブの英語学校への1週間留学。

今なお遊ぶ友だちができたり、帰国後に英語への意識が上がったりと、影響力のある機会となりました。

ちなみに学校があったので海には一瞬も近づけていないです。勉強とお酒とマッサージの日々でした。

 

5月:箱根だれかと旅(1泊2日)

※ブログ未掲載

箱根の宿の駐車場

幼馴染2人と車で箱根へ。大人らしく贅沢になーんにもしない旅でした。

美味しいもの食べて、お部屋で飲んで寝て、温泉は行っただけ。ゆるくてたのしい。

 

7月:アメリカ出張(7泊8日)

※ブログ未掲載

アメリカの夕焼け

生まれて初めての海外出張。準備が大変でしたが忘れられないくらい楽しかった。

いつか海外に住んでみたいなあ、という思いを強くしました。

 

7月:京都だれかと旅(2泊3日)

※ブログ未掲載

京都

韓国人の友人が遊びに来てくれたのですが、「安かったから」となぜか東京行きでなく大阪行きの飛行機を取っていたので、エエー?!と思いながら会いに行きました。

初日は私ひとりで行動して、2日目から合流して清水寺・嵐山など有名どころへ。

3年ほど前に大阪で勤務していたころ毎週末京都へ遊びに来ていたので、それ以来の観光となりました。京都はどの季節も見ごたえがあるけど、私は夏の雰囲気が好きです。

 

8月:タイひとり旅(6泊7日)

※ブログ更新中(一時的に一部非公開)

バンコク アユタヤ

チェンマイ ラン島

バンコク→アユタヤ→チェンマイ→バンコク→ラン島といろんな地域に行くことができました!トランジット目的以外で「異国で飛行機に乗る」のはこれがはじめてでした。

圧倒されるような建築物がたくさんあって、観光名所に行くのって楽しいんだな!と新たな旅の楽しみを教えてくれた国でした。

 

10月:韓国ひとり旅(5泊6日)

※ブログ未掲載

釜山 ソウル

はじめての釜山で2泊したのち、KTXで移動して今年二回目のソウルにも行きました。

釜山は台風に直面したので定番の市場などは行けませんでしたが、「せっかく来たんだから!」と風に飛ばされそうになりながらあちこち出かけました。

ソウルでははじめて皮膚科で皮膚管理を行いました。痛かったけどやって本当に良かったです。またやりたい・・。

 

11月:旧軽井沢家族旅(1泊2日)

※ブログ未掲載

旧軽井沢の池

ここ数年、もうかなりの歳である愛犬との思い出作りに、わんちゃんも宿泊可能なホテルへ毎年家族で出かけています。これもそのひとつ。

お散歩やアウトレットでの(ウィンドウ)ショッピングが楽しめたり、きれいな紅葉をたのしむことができて、とってもヒーリングでした。

 

12月:台湾ひとり旅(2泊3日)

※ブログ未掲載

南機場市場

つい数日前に帰国したばかり。ここ4年で3回目の台北です。

クリスマスに予定がなかったので、クリスマスっぽくないとこに行きたいな~と思って国外逃亡。あたたかい土地でただただ飲み食いしてきました。うーん最高。

私がいま年末感を抱けていないのは、私にとってなじみ深い"クリスマス"を経験しなかったからかもしれません。

 

ライン

 

今年は寝ても覚めても旅行のことばっかり考えていたような気がします。

  

来年はとりあえず5月にイタリア(+トランジットでロシアに半日観光)へ行く予定です。人生で初めてのヨーロッパなので今からかなり楽しみにしています!!

まだ行ったことがない国もまだまだありますし、また韓国にも行きたいし、国内にも気になる場所がたくさんあるので、2019年も積極的に旅行をして過ごせたらいいなあと思います。

 

それでは皆様、いつも当ブログを見ていただき本当にありがとうございます!

来年もお付き合いいただければうれしいです。よいお年を~!

2018年買ってよかった、今年の旅行で大活躍してくれたものたち4選

今年一年振り返ると旅行ばかりしていた(年10回ほど)ので、私にとって「今年買ってよかったもの」はすべて旅行用品です!

気になるものがあればぜひ皆さんの旅行のお供に加えてみてください!

 ショッピングバックアイコン

 

おすすめしたいものは4つ。

少ない!と思われるかもしれないですが、それは厳選されたものだからです!!!!

  

アルコペディコ GEO1バレリーナ

こちらは旅行には必ず履いていく靴です!

間違えてほかの靴を履いて家を出てしまったとき、空港行きのバスに乗り遅れるリスクを取ってまでも履き替えるために家へ戻ったほど。とにかく大信頼している相棒。

 

履き始めたのは去年からなのですが、今年2代目を買ったので掲載します!

 

私はもともと歩くのが好きなので、旅行中は多いときで一日4万歩X4日間(@2017ソウル)と尋常でなく歩きますが、アルコペディコといっしょなら疲れ知らず。

ほかにないほどふかふかなクッションが足をやさしく包んでくれます。

 

私が買ったサイズは37(24.0cm)。普段の靴は23.5~24.0cmです。

足が甲高幅広なので合わない靴が多いのですが、これは痛みもなくストレスフリーで履けています。

買って初日はかかとに靴擦れができますが、防止テープを貼って過ごせばすぐに馴染みます。

 

デザインもシンプルなので、どんな服装でもそれなりにマッチしてくれるところも魅力。

旅行先で靴にとらわれずに好きな服装ができるので気に入っています。

 

ただ水には強くないので、雨季シーズンの観光やドミトリーの水回りへの移動時など、気になるならサンダルなども持参したほうがいいかも。

とはいえありがたいことに水洗いができるので、もし汚れたとしても大丈夫。

中敷きも取り外して洗えます。タオルで水けを取って日に当ててor浴室乾燥機などで乾かしましょう!(私は脱水にかけて1代目をダメにしました・・)

 

レスポートサック ショルダーバック

旅行に行くときのバックは、ロンシャン2605のネイビーか、こちらを使っています。

街の雰囲気や自分のしたい服装・やりたいことに合わせて選んでいます。

今年このバックを使ったのはタイと台湾での旅行でした。

 

この「エッセンシャルライン」はほんと~~うに軽いです!

ひとりっPさん(@hi_tripがリュックタイプをおすすめしていてこの商品を知ったのですが、私は悩んだ末にスリが怖くてショルダーバックにしました。

 

内側にも外側にもポケットがたくさんあって、収納能力がバツグンです。

タイ旅行では以下の荷物をすっきり持ち歩けました!(iPadは重いので宿に預けました)

カバンの中の荷物

 

SONY アクションカム & 周辺機器

旅行を繰り返すうちにふと気づいたのは、旅が終わってから写真を見返すことより、動画を見返すことのほうが多いぞということ。しかも楽しい。

現地の人がしゃべる声も車の通行音も、食べ物の湯気も、動画から伝わるすべてが懐かしくておもしろいんです!

 

しばらくはデジカメで動画も撮っていたんですが、歩きながら撮ったときの手ブレやいかにも「撮ってます」感が気になって、ついに今年アクションカメラを購入しました。

 

映像はとてもきれい。広角なので画角を気にしなくても、狙ったものは確実に撮れます。

4D撮影のFDR-X3000フルHD撮影のHDR-AS300がありますが、私の場合は4Dで撮っても扱えないので後者を選びました。

 

比較対象としてGO-PROがよく挙げられますが、SONYのアクションカメラはモニターが一体型ではないことが大きな違いのひとつです。

FDR-X3000-R/HDR-AS300-Rという小型モニターがセットになったものを買うか、スマホのアプリを使うことにになります。

私は選んだはモニターなしの単体タイプ。あってもよかったとは思いますが、なくても撮りたい画を撮り損ねることはないし、旅の終わりにまとめて見返すのが楽しいので満足です!

 

写真と動画、どちらも捨てがたく両方撮影しているのでちょっと大変ですが、後世の楽しみのために今後もこのスタイルを貫いていくと思います。

ひとり旅では自分の写真を残しづらいものですが、小型なアクションカメラであれば自撮りもわりと躊躇なくできるので、そういう意味でもおすすめです。

ちゃんと撮った動画の編集もしたらさらに面白いはず!

 

周辺機器としては、公式のレンズカバーも買いました。

それから三脚はこちらを使ってます。もっとコンパクトなものを使った時もありますが、こちらのほうが角度や高さの調整が容易&握りやすいので好きです。

あとメモリーカードは128GB(フルHD1200分)、予備バッテリー&充電器も買いました。

 

トラベルポーチ&ケース

最後はちょっとしたものですが、今や旅の必需品!スーツケースをすっきりできます!

いろんな柄&価格帯でいくつかのポーチとケースがセットになったものがあります。

私は1,000円に満たないものでも十分使えています。(ほつれたりはするけど無問題)

 

特にお洋服なんかは「このケースに入らない分は持って行かない!」と決めると、無駄に持っていきすぎることを防いだりもできます。

あとは小さいポーチに普段よく旅行で使うもの(重量計・南京錠・アイマスク・ウェットティッシュ)などをまとめておくと、家での保管もしやすいのでオススメです。

 

以上!本当は旅行用品以外も書きたかったんですが、これだけで文量が多くなってしまったのでやめておきます。来年も快適に旅行できますように~~。

タイひとり旅13:カオサン通りでトムヤムクンを食べるジャイ子

一通りの寺院観光が終わったら、夜ごはんタイムです!

王宮&ワットプラケオ周辺からカオサン通りまで歩いて向かいます。

 

王宮~カオサン通りへ

ルートはこちら。持ち物検査で向かった広場のさらに奥に進みます。徒歩15~20分。

 

ちなみにこの広場は大きな駐車場になっていて、周りを柵が囲っています。

柵が開いている個所は限られているようで、うかつに内側に入るとなかなか出られなくなるので注意です。(出られなくなった張本人)

駐車場のまわり

 

のんきに歩いていると、急に結構な勢いの雨が降ってきてしまいました。うーんさすが雨季のバンコク。

荷物になるから~と傘を持たずに歩いていた私は、徒歩を諦めて仕方なくトゥクトゥクに乗ることに。

 

トゥクトゥク初乗車

乗り方はタクシーと何ら変わらず、走ってきたトゥクトゥクに合図をして「カオサンロード!」といえば問題なく乗せてくれました。

腕をななめ下に出すのが一般的な合図ですが、なんにも考えずフツーに手を挙げた私にもきちんと止まってくれました。通じるもんだ。

トゥクトゥク

 

さてトゥクトゥク、これが思いのほかスピードが速いのです!

小さい分ガタガタ揺れる!しかもめちゃめちゃ雨が入ってくる!そりゃそうか!!笑

なんだかアトラクションみたいでとっても面白い乗り物でした。また乗りたいな~。

 

8分ほど乗って、チャクラボン通り(Chakrabongse Rd.)カオサン通り(Khao San Rd.)が交差するポイントに着きました。ここがカオサン通りの入り口です。

トゥクトゥクの料金は言い値制。運転手から言われた値段は100THBでした。

この程度の距離なら相場は40THBほどのようですが、「カオサン通りなど有名な観光地では多少のぼったくりは仕方ない」と駐在員の知人から聞いていたので、特に交渉もせずに支払いました。たかが350円くらいだし不満はないです。

 

もっというと、本当はトゥクトゥクに乗車する前にきちんと交渉したほうがいいのです。

私はぼけっとしていて(しすぎ)忘れていました。法外な値段を言われなくてよかった~。

 

カオサン通り到着!

そんなこんなでカオサン通りに到着です!

カオサン通り

 

ここが、あの、バックパッカーの聖地ともいわれる場所・・・!

うわさにばかり聞いていたので、ようやく来れて感慨深い。

 

道行く人の西洋人率が高いったら。どこにこんなにいたの。

ただまだ17時過ぎ。辺りは暗くなっておらず、そんなに騒がしさのないごく普通の通りです。

 

トムヤンクンのお店

なんにも調べてきていなかったので、カオサン通りの入り口そばにあったかわいらしいオープンテラスのお店に入ってみることに。

レストラン入口

お店の名前はトムヤムクンレストラン。分かりやすい。

 

店内

店内は広々としていて、かつ清潔です。

壁に掛けられたテレビではサッカー中継が流されていました。

レストラン店内

 

店内は開放感のある海の家のような感じ。

机のクリアなガラス天板の下には白砂が敷かれていて貝がディスプレイされていたりと、こちらにも海を思わせるかわいい工夫が施されています。

机に埋められた貝

 

わりと広い造りで、奥のほうにも屋根付きの席があります。

このあたりのスペースでは生演奏なんかもやっていました。

生ライブ

 

メニュー

メニューは英語表記・写真付きで分かりやすいです。

店員さんにおすすめを聞くとTom Yam Kungがいちおしとのこと。そりゃ店名がトムヤムクンレストランだもんね。ということでこちらをオーダー。

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実食

大きなエビがどーんと入っています。ここのスープは正統派な味付けだそう。

ぴりっとした辛さはあるもののマイルドな口当たりで、スプーンを動かす手が止まりません。とってもおいしかった!

ちなみにスープはちょっとぬるめです。でも暑い場所なんだからこれでちょうどいい。

トムヤンクン

 

ただエビを剥くのが下手すぎて、全部食べ切る前に気力を失って諦めてしまいましたが・・・そういえば甲殻類食べるの(技術的に)苦手なんだった・・・・・。

 

トムヤムクンを頼むとライスも付いてきます。なぜかかわいいハート型。

トムヤンクンのライス


それからもちろんビールも欠かせません!

グラスで頼もうとしたら店員さんにあおられて、ほいほいシンハービールをピッチャーで頼んでしまいました。大きい。

ビールのピッチャー


ちゃんと個々の値段を覚えていないのですが、さらにビールをグラスでおかわりしても全部で2,000円いかないくらいだったはずです。

 

愉快な店員さんと隣席の人

前述した"あおってきた店員さん"、この男性がとっても愉快な人でした。

いわゆるオネエ系というか・・リアクションがコミカルで、写真を撮っていると喜んで映り込んできてくれるような感じ。

 

途中から私のとなりの席に座った日本人の男性2人組のことが気に入ったようで、彼らを巻き込んで「私はしずかちゃん!彼はのび太君!結婚する運命だよ!アンタ(私)はジャイ子!」ときゃあきゃあはしゃいだりもしていました。いや私ジャイ子かい。笑

 

でもおかげでその日本人の男性2人組とも仲良くなれました!

話しかけてくれた一言目が「You Tuberの方ですか?」だったけど。(アクションカメラを机の上に置いていたせい)

 

彼らは関西の大学生で、タイへの一週間旅行に来てみたけどどこに泊まるべきかなにが有名なのかなーんにも知らないです!ワットポーってなんですか?!という状況らしくてびっくり。

でもそのなんの下調べもなく突っ込んじゃう感じ、私にはない思い切りの良さで、ちょっと憧れる・・!

 

おせっかいにも私が知ってることをいろいろお伝えしたら大層喜んでくれました。 

そのまま会話が弾んで、次の日の夜にも会うことに。貴重な旅先の出会いです。

 

たぶん店員さんは「日本人同士なんだから仲良くしたらいいじゃない!」という感じで仲介役をしてくれたんじゃなかろうか。

トリップアドバイザーに私のことよく書いてネ!ってめちゃめちゃねだられたけど、ありがとうね。笑

(「〇〇さんが最高でした!」って書いてあるレビューはほぼ彼がねだったものだと思います・・が、サービスはちゃんとしてるので安心してください笑)

 

お店の情報

清潔で広々としていて、食事も手ごろでおいしいお店でした。

Wi-Fiあり・きれいなトイレあり・クレジットカード利用可です。

Tomyumkung Restaurant - ホーム - バンコク | Facebook

トムヤムクン (バンコク) の口コミ936件 - トリップアドバイザー

タイひとり旅12:王宮&ワットプラケオで大きくて緻密なものにハマる

元気が回復したら観光を再開しましょう!続いては王宮ワットプラケオへ。

ワットポー・ワットアルンなどと同じくタイのド定番観光地です。

 

王宮&ワットプラケオ

ラマ1世が1782年に築いた王宮は24万4000㎡と広大な敷地を持ち、王やその家族が過ごした宮殿が立ち並びます。

ワットプラケオという王室専用の寺院もあり、今も厚い信仰を集めている場所です。

 

アクセス

王宮へ行く一般的な交通機関はチャオプラヤーボート。最寄りはターチャーン(Tha Chang)船着き場です。

ボートへはBTSシーロム線でサパーンタクシン駅から乗船可能。

ターチャン船着き場

www.solomatka.com

 

私の場合(ワットポーからのアクセス)

私は王宮のすぐとなりにあるワットポーのあたりにいたので、歩いて向かいました。

白くて高い壁がぐるりと囲っていてかなり目立つ王宮。マップなど見なくても迷子になることはありません。 

王宮の白い壁

 

ただ予想と違ったのは、王宮の入り口が一か所しかないこと!

ウィセートチャイシー門という入り口があるのですが、ワットポーとは完全に反対の場所に位置しているのです。そこまで行くには約900mほどの道のりを歩く必要があります。(入口の場所は後ほど地図を掲載します)

地図で見るだけでは「ワットポーのすぐとなり!近い!」と思っていたので、一向に入口の現れない平坦な白壁のそばをしばらく歩きながら、本当に入れるのかしらと少しずつ不安な気持ちを募らせていました・・・。

 

入り方

入り方も少し変わっています!ガイドブックもネットもだれもそんなん教えてくれなくてちょっと戸惑ったのでここに書いておきます(T_T)

 

まず入り口の門があるナープララーン通り(Thanon Na Phra Lan)へ行きます。

お土産屋さんや飲食店が並び、観光客で大混雑している通りです。スリ注意。

すこし歩くと右手にウィセートチャイシー門が現れます。

ウィセートチャイシー門

 

ただ目の前に門は見えていても、手前の道が封鎖されていて近寄ることができません。

ではどうすればいいのかというと、門とは反対の方向を示している「GRAND PALACE」の看板に従って歩いていきます。

王宮から離れていくので心配になりますが、まずは王宮外のエリアに設けられたスペースで手荷物検査を受ける必要があるのです。

王宮に行くための経路をしめす看板
 

空港の手荷物検査みたいなゲートまで用意されていて、パスポートの提示を求められます。

王宮はバンコクで一番服装検査が厳しいらしいので、ほかの場所以上に気を付けて腕や足が露出しない格好をしていくことが必須です!どうしても難しい場合は現地で巻きスカートなどを有料レンタルor購入できます。

手荷物検査場

 

手荷物検査を終えるとようやく門へ。さすが王宮、入るだけでもやたらと厳しい。

王宮に入る方法

 

いざ王宮の中へ

門をくぐると広場が。

王宮内の広場
 

少し進むとチケット売り場があります。チケットは500THB(約1,700円)

お昼に食べたAMAのパッタイ(90THB)5皿分!なかなかの強気な価格設定!

チケット売り場 チケット

 

チケットを渡して中へ入ると、あとは[ワットプラケオ]→[宮殿]の順で見る流れ。

一度先へ進んでしまうと戻ることはできません。

王宮の地図

 

ワットプラケオ内は自由に見学できます。

おすすめのコースを示す看板なんかもありました。立即参観・正常参観・慢慢参観コース。なんとなく意味が分かるからおもしろい。

参観ルート
 

ワットプラケオ本堂

入るとまず目の前にどどんと本堂(ウボーソット)が現れます。本堂の入り口はこの反対側にあります。

かなり目立つところに居座る石像は、秘薬を調合してくれる仙人像なんだとか。

ワットプラケオ本堂

 

横から見るとこんな感じ。 ワットアルンなどと同じように、神殿のような荘厳なたたずまいです。

神殿のような形をした本堂

 

本堂にはエメラルド仏という1本のヒスイから掘り出された有名な仏陀像が安置されています。

内部の撮影は不可。タイの国王しか近寄ることはできないんだそうです。

 

靴を脱いで中へ入ると、金箔と色ガラスのモザイク造りの装飾がとんでもなく豪華で緻密で、長いことうっとりと見つめてしまいました。

こういった煌びやかさや細やかさは写真では伝えきれない、現地に赴いてこその魅力だなあと思います。

本堂内部の緻密な装飾

ほかの場所に移動しようと靴置き場に向かったら、私の靴(黒いやつ)を思い切り踏むかたちでだれかの靴が脱ぎ捨てられていたので笑ってしまいました。だ、だれだー!雑すぎるぞー!

脱ぎ捨てられた靴

 

気を取り直して次の場所へ。

本堂を出て奥に目を向けると、階段を上がったすこし高い位置にいくつもの巨大な建築物たちが存在感を放っているのが見えます。

ワットパクナム内の建築物

 

黄金の仏塔

まず左にあるのは大きな黄金の仏塔(プラ・シー・ラッタナー・チェディ)

ラマ4世のころにアユタヤの仏塔を真似てつくられたもので、内部には仏舎利が納められています。黄金のモザイルが貼られたのはラマ5世のころ。

 黄金の仏塔

 

御堂 

その横には王室専用の御堂(プラサート・プラ・テープビドーン)があります。

ラマ1世から8世までの歴代国王の等身大の像を安置していますが、内部は非公開。

御堂

 

ここもいつまでも眺めていられるくらい綺麗でした。ものすごく格好良い。

正確にスケッチしろといわれたら間違いなく1週間は家に帰れないだろうな。

御堂の装飾

 

天井部分に小さな金属の皿のようなものがいくつもぶらさげられていて、風が吹くとぶつかりあってカンカンカンと音を立てていました。

風鈴より鈍くてざわざわした金属音。その音がなんだか異国感を強めていました。

 

2基の仏塔

御堂の正面には、両端にやや小ぶりの黄金の2基の仏塔(プラ・スワンナ・チェディ)が。

全体像は撮ってないんですが、タイあるあるの「がにまたで塔を支える像」たちもいたので載せておきます。

ヤック(鬼神)とモック(猿神)かなと思うんですがどれがどれだかは分かりません。

2基の仏塔


8つの仏塔

黄金のきらびやかな建築物だけではなく、こんな淡い色合いの仏塔も。

本堂や御堂と向かい合い、回廊の長辺に並び立つように8つ立てられています。

8つの仏塔

 

曇りのせいでちょっと不気味に映っていますが、これも細かな造りの美しい仏塔です。

ひとつひとつの仏塔はちょっとずつ色が違っていて、白いものは仏陀、ピンクは僧侶、青は国王・・などとそれぞれ別のものを表しているんだそうです。

 

ワットパクナムの最も奥側にある、蛇神ナーク(ナーガ)を祀るウィハーンヨートもきれいでかわいらしい外観で、どこかワットアルンのような雰囲気でした。

美しい外観のウィハーンヨート

 

回廊

ワットパクナムの外周をぐるりと囲む回廊には「ラーマキエン」の178シーンに描かれています。インドの叙述詩「ラーマーヤナ」のタイVer.の物語です。

回廊に描かれた絵

 

屋根があるので薄暗く、重厚な色合いで描かれた絵がずっと先まで続いている回廊内の光景は、外とは雰囲気が違っていて、どこかへ迷い込んだような感覚に陥ります。

回廊

 

一通り満喫したらワットパクナムの外へ。

回廊を守る鬼神


宮殿

ワットパクナムの外へ出ると、なんだか西洋風のかおりが強まります。

宮殿へ続く道

 

いくつかの宮殿を眺めながら歩くと、目の前に大きな大きな宮殿が現れました。

チャクリー・マハープラサート宮殿という1882年にできた宮殿です。

ラマ5世がイタリア人建築技師に命じて設計させたもので、全体としては西洋様式でありながら、屋根の尖塔部分にタイの伝統的様式が取り入れられていた折衷建築です。

宮殿

 

右下に小さく門番さんがいるところから、大きさを察してください。ほんとにでかい。

王宮群はガイドブックでの扱いも小さいのでさっぱり期待していなかったんですが(失礼)、 予想よりはるかに大きく威厳ある姿にしばし圧倒されてしまいました。

 

再入場不可のピマンチャイシー門から外へ出て、観光終了です。

 

感想

ド定番すぎて期待していませんでしたが、想像してたより何十倍も楽しめました!

タイはうっとりしてしまうほど緻密な装飾が施された建築物が多いので、「実際に現地へ行ったからこそ分かる」楽しみが詰まっているなと思います。

 

それから本堂にも御堂にも宮殿にも大興奮したので、私は「でかいもの」と「緻密な装飾」が好きなんだな!と自分の好みを知るきっかけにもなりました。笑

 

日中は混雑しているので朝イチの訪問を進める人が多いようですが、私が行った15時ごろはそれほど混んでいなかったように思います。平日だったからかもしれないけど。

ただ観光可能な時間は8:30~16:00まで、チケット購入は15:30までと早めにクローズしてしまいます。

ワットアルンやワットポーとまとめて観光する方が多いのではと思うので、スケジュール管理には要注意です。(私は知らずに行ってました・・入れてよかった~)

 

かなり長々と書きましたが、載せきれていないたくさんの建築物や宮殿があります。

さらには王宮関連の小物を集めたワット・プラケーオ博物館なんかもある(しかもわりとたのしいらしい)ので、スケジュールに余裕がある人は1.5~2時間くらいたっぷりと過ごしてもいいんじゃなかなと思います。

タイひとり旅11:ブルーホエールで青が美しく映えるラテを初体験

ワットポーや王宮の観光途中におすすめなカフェ、ブルーホエールをご紹介します!

ブルーホエールの青くて丸い看板

  

ワットポーからすぐのアクセス

場所はワットポーの最寄りであるターティエン船着き場側からすぐ。

船着き場を出てまっすぐに進んで角を右手へ。ワットポーを横目に、かわいい雑貨屋さんなどが立ち並ぶマハラート通りを少し歩きます。マハラート通り

  

ワットポーから5分ほど歩いて右手に曲がると、お店のある通りにたどり着きます。

左手にある、青くて丸い看板が出ているところがお店です。

ブルーホエールの看板

 

海の家のようなお店の外観

ここブルーホエールマハラート(Blue Whale Maharaj)は、「バンコク カフェ」で検索すれば必ず上位に出てくるほど人気のカフェです。 

車が止まったら隠れてしまうくらいの横幅しかないほど小さなお店です。

海のような潔い青色で壁が塗られていたり地面にタイルが埋められていたり、海沿いにあるお店のような雰囲気。

ブルーホエールの外観

 

ちょっぴりせまいけど小洒落た店内が見どころ

お店は三階建てです。一階はレジとテーブルの席が2組ほど。

あまり席数が多いわけでもないので、並ぶこともあるようです。

1Fにあるレジ

 

店員さんたちは気取らず穏やかに声を掛けてくれます。英語も通じました。

THE話題の人気店!というような堅苦しさはまったくなし。親しみある雰囲気です。

 

2階(写真左)は華やかで大胆な壁紙がおしゃれなスペースで、3階(写真右)は屋根裏部屋のような造りになっていて、なんだか落ち着く空間でした。

2階 3階

 

ほっとする素朴な心地よさはありながら、店内のデザインがハイセンスなバランスもたのしい。

ウロコの形をしたタイルが波の色のようなグラデーションを作っていたり、狭い店内に上手に吹き抜けを作っていたり。随所にこだわりが溢れています。

壁いっぱいに埋められた青のタイル

 

どれもこれも写真映え間違いなし!なメニュー揃い

ここが有名な理由は、店内のかわいさだけでなくメニューのかわいさにもあります!

いわゆる「インスタ映え」なら任せて!というメニューの数々が並びます。

ドリンクメニュー

 

ちなみにデザートだけでなくフードメニューも豊富なようなので、カフェタイムだけでなくランチにも利用できそうです。

フードメニュー

 

あまりに美しい定番メニュー

私が頼んだのはアイスバターフライピーラテ(120THB)とブルーホエールアフォガード(180THB)!定番メニューです。

ブルーラテとアフォガード

 

ちょっと戸惑うほど美しい飲み物・食べ物です。

青色は食欲を減退させると言いますが、ミルクやアイスのグラデーションのおかげでくどくなりすぎずにまとまっています。

 

バタフライピーとは?

この青色を作り出しているのはバタフライピーシロップ

バタフライピーとは別名ブルーハーブと呼ばれる青紫色のハーブのこと。タイやインドではとてもポピュラーで、よく紅茶にして飲んでいます。

花びらが天然着色料として使えるだけではなく、アントシアニンが豊富でアンチエイジングなどに効果があるらしく、美しさと万能さを兼ねそろえたハーブです!

 

疲れた身体を癒すあま~いお味を楽しもう

味はバニララテのような味わい。

普段甘いものを飲まない私にとっては、思ってたより甘く感じました。

バタフライピー自体は無味無臭だそうなので、シロップに甘味料が結構使われている様子。

でも観光で疲れた身体を溶かしてくれるような甘さで、とっても美味しかったです!

 

ただ最後のほうはちょっと草っぽくて、残してしまいました。

私がシナモンを長く入れたままにしてしまったせいかも知れないので、途中で抜くとよいかもしれません。

 

アフォガードはさっぱりした甘さで、ぺろりと食べられました!

バンコクの蒸し暑さでほてった身体を冷やしてくれていい感じ。

 

感想

このお店はどのガイドブックを見ても「インスタ映え」と書かれています。

世の中にこんなにも「インスタ映え」を評価されるお店が増えてくると、この評価にちょっとした薄っぺらさを感じるようになってきた方もいるんじゃないでしょうか。

私もそんな思いがあって、行くかどうか少し悩んだりもしました。(好奇心が勝ちましたが)

 

でもそんな表現だけ聞いて敬遠してしまってはもったいない!と思うほど、素直に魅力あるお店でした。

内装やドリンクが美しくて、味もおいしくて工夫されていて、スタッフさんも絶妙なフレンドリーさで居心地がいい。心からおすすめできる場所です。 

 

ワットポー・王宮&ワットプラケオからの近さも魅力。

ぜひ観光中の休憩スポットとして立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

吹き抜け部分

タイひとり旅10:ワットポーで大寝釈迦仏を隙間から覗く

お昼ごはんを食べたらワット・ポーへ向かいます。

お店を出て右手のマハラート通りを横切れば1分も経たずに着きます。

 

ワット・ポーについて

バンコク最古かつ最大の敷地を誇る王室寺院です。創建は14世紀のアユタヤ朝時代。

巨大な黄金の寝釈迦仏があるので、通称「涅槃寺」と呼ばれています。

タイ古式マッサージの総本山であることも有名です。

 

チケット購入

マハラート通りに面した入口から中へ入り、左方向に道なりに進むとチケット売り場に到着します。外国人の入場料は100THBです。(タイ人は無料)

ワットポーのチケット売り場

 

ワットポーでお水がもらえる!

入場券はお水の無料引き換え券付き!おお~。

ワットポーのチケット

 

私は引き換え忘れちゃったんですが、ワットポーの写真入りの特製ペットボトルをくれるんだそうです。

偶然寺院の外で搬入してるところを見かけましたがものすごい量・・・。

ワットポーの外で大量にペットボトルが搬入されている

 

ペットボトルはもらいませんでしたが、境内に何ヶ所かある水飲み場で冷たいお水をいただくことはできました。

使い捨てカップが置いてあります。蒸し暑い日にはありがたい!

ワットポー境内の水飲み場

 

境内マップ

ワットポーのよくガイドブックに紹介されている場所はこのあたり。(番号は地図上の数字です)

 1番: ウボーソット(本堂)・その周りの回廊

 2番: 4基の仏塔

 4番: 寝釈迦仏のいる仏堂

ちなみにチケット売り場は4番のあたりにあります。

ワットポー境内の地図

 

 いざ中へ

チケットを渡して中に入ります。もちろんここも服装規定があるので注意。

左手がタイの歴史の説明資料なんかを置いてある小さな建物で、右手が寝釈迦仏のある仏堂です。

ワットポーの入口

 

寝釈迦仏

さっそく寝釈迦仏のいる仏堂の中へ!有名だけあって結構混雑しています。

涅槃仏のある仏堂内は混雑している

 

この細い通路の左手にある柱の影から・・・アッ、見えた!

寝釈迦仏

 

ちょっと進むと・・・・アッまた見えた!

寝釈迦仏

 

チ、チラ見せされてる・・・!

 

そう、この寝釈迦仏、大きすぎてちょっとずつしか見えないのです。

柱の前には柵があるので乗り出すことはできません。近くて遠い寝釈迦仏・・・予想外で笑ってしまった。

 

どれだけ大きいのかというと、全長約46メートル・高さ約15mだそう。調べたらニューヨークの自由の女神像(台座の上~たいまつまで)とおなじ全長でした!そらでかいわ!

1832年に建立されたもので、涅槃に入る直前の寝姿を表しているんだそう。悟りの境地に達しているので、表情もなんだか穏やかです・・。

 

全身を一切見えないのかというとそんなことはなく、仏堂の奥まで進み切ってから振り返ると見ることができます。足の裏の圧がすごい。

涅槃仏の全貌

 

足の裏も幅5m×高さ3mとかなりの大きさ。扁平足なのは超人の身体特徴なんだとか。

螺鈿細工で描かれた108の絵は仏教の世界観を表現したもので、縁起がいいらしい。

涅槃仏の足の裏

足の裏とともに写真を撮りたい人が並んでいました。

 

仏堂の中にカシャーンカシャーンという小さな音が響いていたのでなにかと思ったら、観光客が硬貨を器に入れながら歩いていました。

20THBをサタン硬貨(日本でいう〇銭のような小銭)に交換して、寝釈迦仏の背中側の通路にずらりと並んだ108枚のちいさな器に1枚ずつ入れていき、煩悩を消して徳を積むための修行なんだそうです。へえー。

 

4基の仏塔

仏堂を出てまっすぐ進むと、大きな仏塔が4基見えてきます。

ワット・パクナムの仏塔のようなお花などの装飾が施されていて、それぞれの塔の中にラーマ1世~4世の遺骨が納められています。

順に緑色・白色・黄色・青色と、それぞれ少しずつ色味が違うんだそう。

4基の仏塔

王様の遺骨が納められてる場所をこんなに間近で見られるんだなあ。

 

ちなみにこのそばにお土産屋さんがあります。

お土産スペース

 

回廊

さらに進むと、本堂をぐるりと囲む二重の回廊が現れます。

内回廊には150体、外回廊には244体の金色の仏像が並んでいて圧巻・・。回廊に並べられた仏像

 

回廊と回廊の間には一生懸命に塔をささえる銅像たちもいました・・。

塔をささえる銅像たち

 

本堂

本堂のなかはこんな感じ。天井が高い!入ったらみんな床に座ります。

納められた本尊も金色で、この台座にもラーマ1世の遺骨が入っています。

本堂の内部

 

タイ古式の総本山でマッサージを受けたい!

さて観光もひと段落ついたところで・・。

この場所で楽しみにしていたのは寝釈迦仏のほかにもうひとつあります。それはタイ古式マッサージを受けること

 

冒頭にも書きましたが、ここワットポーはタイ古式の総本山でもあるのです。

ラーマ3世のころに行われた大改修で、医療や文学などさまざまな最高学府を寺院に設置したところ、そのうちの医療の分野でタイ古式マッサージが発展していったんだそうです。

寺院内にはタイ古式マッサージの学校があって、そこの生徒にマッサージをしてもらうことが可能なのです!なんと魅力的な!

 

場所は、さきほど載せた地図の18番のあたり。

料金表はこちら。全身マッサージで60分420THB(1450円くらい)。

 

マッサージの料金表

 

あれ?もっと安いと聞いていたのにそうでもないぞ。

観光地化したせいか年々値上げ傾向にあり、「安くてうまい総本山」ではなくなってきている印象です。

ちなみに私がタイ滞在中に市内で行ったマッサージ屋さんは250~300THBでした。

まあそれでももちろん日本人の感覚からしたらスーパー安いですが!総本山体験代と思えば問題ない価格ではあります!(カモ観光客)

  

肝心の腕前はというと・・・なんと体験できませんでした・・・(T_T)

平日にも関わらず店内大混雑の大大大盛況ぶりで、順番を待ってる人がかなり多く、入店してソッコーで諦めて退店しました・・・ううー本当に残念!

時間帯によってちがうかもしれませんが、待つ覚悟で時間に余裕を持ってきたほうがよさそうです!

 

おまけ

タイの銅像ってなんだかポーズや表情がどれもちょっとユニークでおもしろい。

ワットポーのなかにもあちこちに置かれているので、見ていてたのしいです。

 

みんなでヨガ。これはまだ意図がわかる。

ワットポーにある銅像

 

あらやだって照れてる人?

ワットポーの仏像

 

ずっこけてる人?それと、うっとりしてる人・・・?

ワットポーにある銅像

 

うーん個性豊か。